ウリカ谷へ
本当はフェズに行きたかったけれど砂漠ツアーが1日伸びたので時間的に微妙になってしまい、フェズは諦めることにしました。
そこで1日目にホテルを案内してくれたモロッコ人がおすすめの、ウリカ谷に行ってみることにしました。
ウリカ谷はマラケシュからタクシーで1時間ちょっと。
標高1500メートル。
マラケシュと違い、とても涼しくて夏は避暑地にもなるほどです。
途中、タクシーの運転手さんがどこかの町のマーケットに案内してくれたり、ベルベル人というモロッコの先住民族の家にも案内してくれました。
ウリカ谷はトレッキングのようになっていて、一番上まで登ると7つの滝が見れるそうです。
が、上まで行ったときには疲れて私は滝どころじゃありませんでした。
滝つぼでは子供だけでなく大人も遊んでいる辺りがモロッコっぽい。
ウリカ谷入り口
結構急なところもあり、高所恐怖症の私は怖かったです。
このときばかりは鬱陶しいガイドさんの力を借りることに・・・。
とても自力では登れないようなところもありましたので仕方なし。
途中、思いっきり胸を触られるハプニングまでありましたが。
でももしかしたらモロッコ人女性に比べて胸囲が小さいから、偶然だったのか?!
その一方、横からひょいひょいとモロッコ人がサンダルで登っていくので、逞しさを感じました。
女性はイスラムの伝統的な衣装のまま登ったりもするので、女性はさらに逞しい。
特に顔全体を隠していて目だけ出している女性や、目も覆っている女性ですら登っていくから凄い。
この女性たちは4mもある布を巻きつけています
ウリカは田舎らしく静かでのんびりとしていて、ゆっくり過ごせます。
ウリカ谷に向かう途中の景色も素敵で、山に張り付くように民家が作られていたり、川で洗濯している女性がいたりします。
ウリカ谷にあるカフェも素朴で素敵。
でもちょっと値段は高めでしたが、都会とは違った良さがあります。
これがウリカ谷のカフェ
それにしてもタクシー運転手さんはアラビア語かフランス語しか話せないので、言葉が通じずに大変でした。
このウリカ谷に行く途中にもう1つ道があり、そちらはなんと冬場はスキー場になるのだとか。
マラケシュからわずか1時間強でも、冬場はスキー場が出来るのだから厳しい自然環境です。
夜はマラケシュのスークを再び歩き、またお土産を購入。
革のバッグを自分へのお土産に購入しました。
父へのお土産は革の通勤カバン。
これが予想以上に気に入ってくれて、長く使ってくれました。
モロッコの、特にマラケシュの雑貨はかわいいものが沢山あります。
とてもモロッコ人のセンスとは思えない素敵なものばかり。
おじさんが一生懸命ミシンを踏んでたり縫い物をしている姿をみると、思わず笑ってしまうのですけどね。
マラケシュの雑貨屋さん
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